店長日記
地震の日
先週6日は函館五稜郭病院で相談会、の予定でしたが・・・
スマホの地震警報直後にユラユラユラ~で「おぉ?揺れてる、長いし・・・」まだ暗い午前3時過ぎです
外を見るとまぶしかった近くの電飾看板はさすが夜中は消すのね、と思いきや、見渡すすべて真っ暗で、「あぁ、停電。昨日カミナリ光ってたし・・・」 そのまま眠りに入りまして
ニュース見たなじみのお客さまから7時に安否の電話があるまで、これほどの地震被害とは思わずの朝です
五稜郭病院では停電のさなか、自宅でも対応要する中、全職員が穏やかながらも緊急対応してました、さすがです
相談会中止の足ですぐさま旭川へ移動開始
途中、甚大被害の厚真や安平方面の青看を見ながら新千歳空港周辺を経由し距離約450km、国道走行で8時間の道のりで信号はとっころどころしか作動しておらず、完全停電中の北海道を免許歴40年で初体験
どの車も十分に確認しながら譲り合いながら穏やかに運転します
厚真の長いお付き合いのお客さまへ「無事ですか?」に「家と工場はぐちゃぐちゃと、ケガと・・・でも無事です」とひとまず確認(ここだけですが緊急時、運転しつつメール確認してました)
街中のガソリンスタンドは「何?」と思うほど数100m長蛇の列ですが、6、7時間走りながら3、4台待ちの郊外スタンドを見つけ旭川まで残り60kmで給油できました
配送会社の荷受け停止を予測して、翌日遠軽厚生病院に急きょ納品予定を控えた満タンです
旭川市内に入ると街に特段の被害は停電のみで断水もなく無事
リプロは駅に近い飲食街で電飾が多い地区
しばらく夜空を見続けるほど星がほんとによく見える静かな夜で、時計の秒針音だけ聞こえます
それとときどきスマホの着信
たまたま道庁関係者と別件の電話で電力復旧は1週間か?と聞いた翌日未明の4時過ぎには電気も復旧し、電話、パソコンも戻ってバッテリー30%のスマホを充電し遠軽へ出発
オペは1週間延期だし看護師さんも急きょ徹夜で勤務だし、でもみなさん無事です
自然の威力を目の当たりにし、同時に人びとのあたたかい心と言葉に励まされた二日間が過ぎました
きのう、売り場に1個だけあった車用充電器も買えました
ご心配いただきました全国の皆様方と、地震発生以降ご尽力いただいている関係者の皆様に心から感謝御礼申し上げるとともに、大きな被害に遭われた地域の一刻も早い救助救援、復旧を心から祈っております リプロ五十嵐
- 2018.09.15
- 16:54
- 店長日記